不可逆過程に散逸構造!カッコいい言葉が並ぶノーベル化学賞全解説④(1961~1980)
https://www.youtube.com/watch?v=DigF7CNHf-4
M.Calvin
植物における光合成
カルビン・ベンソン回路=空気中の二酸化炭素を糖に変える。二酸化炭素のCをC14にして、それがどのように変化するかを見た。
M.Perutz & J.Kendrew
球状タンパク質の構造研究
球状タンパク質
と
繊維状タンパク質
ヘモグロビン
ミオグロビン
K.Ziegler & G.Natta
新しい触媒を用いた重合法
ポリエチレン....ビニール袋、パイプ
高密度ポリエチレンを作る時に必要な触媒。
アセチレンも重合出来るようになった。
D.Hodgkin
生体物質の分子構造
生徒に、故サッチャー元英国首相(元科学者、元研究者)
R.Woodward
有機合成化学への貢献
20世紀最大の有機化学者
天然に存在する物質の多くが実験室で作れると考えられてなかった。
クロロフィルも合成できる。
合成化学にも原理があって、時間や労力をかければ、どんなものでも合成できる。
R.Mulliken
分子軌道法の研究
フント−マリケン理論
M.Eigen,R.Norrish,G.Porter
高速化学反応の研究
化学反応の変化を追跡する技術を開発
光の吸収のされ方がどのように変わっていくか
L.Onsager
不可逆過程の熱力学の研究
平衡状態しか扱えない
途中の非平衡状態についての予知能力は持ってない。
非平衡の熱力学は未完成。
非平衡の代表例は生物。
D.Barton & O.Hassel
立体配座概念の確率
単結晶は自由に回転できる。
水素同士は重なっているよりも
ねじれ型のほうが安定。
L.Leloir
糖生合成の研究
ヒトがガラクトースをどうやって分解するのかを詳しく研究した
G.Herzberg
遊離基の構造研究
化学反応の途中は、不安定な状態を経る。
C.Anfinsen,S.Moore,W.stein
リボヌクレアーゼの研究
KNAを分解する。
アンフインセンは、アミノ酸配列を決定。
ムーアとスタイルは、構造や機能を研究した。
酵素の中で、初めて、一次機能が分かった。
E.Fischer & Wilkinson
サンドイッチ構造の研究 アーレン
普通、炭素と金属の結合は不安定。
それが安定して存在できるのが、サンドイッチ構造。
フローリー・ハギンス理論
P.Flory
高分子化学の基礎研究
高分子化学に物理の考え方を導入した。
ゲルの研究。
J.Cornforth & Vrelog
立体科学的研究
W.Lipscomb
墓欄の構造研究
ホウ素の水素化合物 BH3
通常考えられる結合じゃない結合をする
三中心ニ電子結合
I.Prigogine
自己組織化(生物)
散逸構造(時間的変化)
何度見ても楽しい
P.Mitchell
生体膜におけるエネルギー転換
ATP(エネルギー通貨)
H.Brown & G.Wittig
新しい有機合成法の開発
ウィッテイヒ反応=マイルドな反応の条件で二重結合をつくる。
簿欄の研究 彼女に化学の本をもらった。
本の題名「ホウ素とケイ素の水素化合物」
理由は一番安かったから!
P.Berg,W.Gilbert,F.Sanger
核酸についての研究
DNAとRNA
遺伝子組み換え技術。
バーグは、大腸菌にガンを引き起こすDNAを入れようとしてた。
サンガーは2度目の受賞(1958年)。
RNAの塩基配列を決定する方法も開発。